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バルブステム径の計測
IN側 5.500-5.512(min5.47)
L 5.470 5.475 5.475 5.470
R 5.480 5.475 5.475 5.475
#1 #2 #3 #4
L 5.460 5.460 5.460 5.455
R 5.460 5.455 5.455 5.460
OUT側 5.455-5.470(min5.45)
カムシャフトの計測
カム山高さ
IN側 34.9065-34.9865(min34.85)
L 34.910 34.915 34.895 34.880
R 34.910 34.920 34.900 34.890
#1 #2 #3 #4
L 34.835 34.850 34.845 34.840
R 34.840 34.855 34.845 34.840
OUT側 34.8352-34.9152(min34.79)
ジャーナル部外径
IN側 27.959-27.980 27.929-27.950
L 27.960 27.955 27.940 37.930
R 27.965 27.955 27.935 27.930
#1 #4 #2 #3
L 27.955 27.955 27.930 37.930
R 27.960 27.960 27.930 27.930
OUT側 27.959-27.980 27.929-27.950
カム山高さの計測は難しかった。カムシャフトを固定した上で左手にマイクロメーターを持ちカムシャフトに指を添えながら測定値が最大となる位置(角度)を探す。
トルクチェッカーにてトルクレンチの作動確認
常用域の変動係数も大きく、キャリブレーション(校正)したいところだがS/Mは懐かしいkg・m表示。
例えば2.0kg・mの場合、目盛20N・m(=2.04kg・m)に合わせると19.35N・m=1.97kg・mに相当するということ。
トルクレンチの作用位置、作用速度により大きく変動することを学ぶだけで十分とする。
2014年1月5日日曜日
シリンダー・ピストン周りの計測
冷却水経路に析出物の粉錆状異物が堆積しており、ニードルで崩しながら水流にてかき出した。
ヘッドとの合わせ面へオイルストーン(中目)をあててシリンダーの清掃を完了。
全ての気筒でホーニング目はきれいに残っている。
縦筋やマダラ酸化痕はあるが指でなでても凹凸は感じない。
#1 #2 #3 #4
シリンダーボア77.000-77.010
ポート方向
上 77.000 77.015 77.010 77.020
中 77.005 77.015 77.015 77.025
下 77.020 77.025 77.020 77.030
ピン方向
上 77.015 77.000 77.015 77.010
中 77.005 77.000 77.010 77.010
下 77.000 76.970 77.005 76.995
真円度0.05
上 0.015 0.015 0.005 0.010
中 0.000 0.015 0.005 0.015
下 0.020 0.055 0.015 0.035
円柱度0.05
ポート方向
0.020 0.010 0.010 0.010
ピン方向
0.015 0.030 0.010 0.015
#1 #2 #3 #4
H=15mmでのピストン外径
76.970-76.990
77.000 77.000 77.000 77.000
シリンダーとピストンの隙間
0.010-0.040
0.020 0.025 0.020 0.030
ピストンを使ってピストンリングをシリンダーへ挿入してピストンリングの合口を測定する。
#1 #2 #3 #4
トップ0.025-0.055
0.30 0.30 0.30 0.30
セカンド0.320-0.470
0.35 0.35 0.35 0.40
サイドレール0.30-0.90
上 0.60 0.65 0.65 0.65
下 0.65 0.65 0.65 0.65
向きを確認してピストンリングを設置。
(S/Mに記載なかったがトップリングのサイドに黄色いマーキングがあった。)
トップ、セカンド、オイルリングをそれぞれ120°ずらし、サイドレールはオイルリングから25mmずらして設置=S/Mに記載がある。
ピン方向またはポート方向に合口を合わせる、合わせない・・・。調べたが諸説あるようで決め切れなかった。
写真の位置に統一した。
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