2013年8月25日日曜日
シリンダー・ヘッドの解体(Ⅱ)
12角ではなく6角使用したが真上にフレームがあり浮きを抑えられず、この2本の舐めは避けられなかった。電動でもインパクト使えば避けられたかも知れない。
リューター砥石、タガネ、ナットブレーカー、ドリル・・・
外れない。
ファイン(fein)/スペシャルカッターのダイヤモンドカッターで砥石を切り出し、
オフセットするためボルト類を組み合わせ、
左右1.6°の反復回転(振動)でピンポイントで削り取る。
スペシャルカッターは樹脂目地撤去用のSCストック工具。
最後はタガネで回してとれた。今回のオーバーホールで最大の難関であってほしい。
ヘッド、シリンダーまで撤去完了。固着などなくスムーズに外れた。
しばらく屋内で洗浄が続く。
2013年8月14日水曜日
シリンダー・ヘッドの解体(I)
いよいよヘッド解体に入る。
三角マークを最後に弛めるように何度にも分けて緩める。
(ブローバイガスチューブは外さないとヘッドカバーが抜けない)
ボルト頭には刻印あり識別が容易。
記録に写真を撮る。
カムシャフトフォルダーの刻印にはIN-L、EX-L、IN-R、IN-Rの記載がある。
EX-Rにその旨マーキング。
カムスプロケット、カムフォルダ、カムシャフト、テンショナーブラケットを取り外し、いよいよヘッドを固定するフランジナットを緩めるが焼き付いたか、激く固着しており・・・
ヘッドを固定するフランジナットをなめてしまう。
今回の作業で一番の危機的状況か。
6角ではなく12角ソケットがいけない。また、車体固定方法や大トルクを与えにくいハンドツールも問題ある。
必要な工具類をそろえるため本日の作業は終了。
2013年8月11日日曜日
ウォーターラインのオーバーホール
ウォーターラインのオーバーホール
サーモスタット内部が析出物で相当の汚れ。
サーモスタットの開閉を確認。温度は測定しておらず開閉量の良否判定できないため動作確認のみ。
清掃はメタルクリーンαやサビ取り剤、ナイロンタワシにて完了。
UPと空気穴を合わせる。
メタルクリーン・αへのドブ漬けでウォーターラインを洗浄。ホース内は非着手だがエンジン内部とウォーターポンプの汚れを確認しラジエーター洗浄剤で済ませる予定
キャブレター、内部とキャブボディの洗浄
キャブレターのオーバーホールに入る。
#1と#4のファンネルにバックファイヤと思われるカーボン付着がある。
パイロットスクリューの現位置をマーキングし、さらに締め込み量を記録しておく。
#1=3+1/2
#2=3+1/2+1/16
#3=3+1/4+α
#4=3+1/2-1/16
Ⅱ型の標準は3+1/8
サブエアクリーナーの破片をダイヤフラムまで吸い込んでいた。
フロートチャンバー底には錆粉。
Oリングは目視できる亀裂と硬化。Oリングセットで交換を決断。
ゴムのある部品(バイスタータバルブ含む)とスロットルポジショニングセンサーを取り外し、灯油に1週間。
台所用マジックリンで洗い、メタルクリーン・αで洗浄しても・・・
キャブレターボディの白サビに変化がない。
KUREサビ取りクリーナーで15分放置。
リンダ/横浜油脂、超強力サビトリスプレー/アストロプ、スパールジェル/ビプロス試したがクレが良かった。スパールジェルは白サビが再発する。
出荷時、Oリングに液体ガスケット?が塗布されているのか。竹串と#800の耐水ペーパーで取り除いておく。
ジェットニードルホルダのOリング以外をすべて交換し
キャブレターのオーバーホールを完了。
プラスチック部品はシリコングリスにより黒沢が復活。ボディはサビ取りクリーナーで黒色化したが白サビより良い。
4連はバラさず。
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