2014年6月15日日曜日
カムシャフトの取り付け
テンショナのラチェット部を押して引っかけることでテンションを開放しておく。
タイミングホールキャップを取り外しTマークを合わせる。
EX側は先にカムスプロケを取り付けておき、タイミングマークとシリンダの上面を合わせる。半コマずれると大きくずれるため1mm程度の誤差は気にしなかった。
IN側スプロケのボルト穴を見通してコマ位置を合わせてスプロケットを仮止めする。
マニュアルではカムシャフトフォルダーを規定トルクで絞めつけが先だがカムチェーンのゆるみが足りずこの順序とした。
カムシャフトの締め付け条件としてはあまり良くはないのだろう。
何度か組みなおしたときヘッド側カムホルダーに小さな打痕を作ったが突起をならすのみ。
カムシャフトの取り付け完了。クランクシャフトを左に回してタイミングを確認したが合っている。
エンジンの要所は越した。
使用したモリブデングリスは写真の組み合わせでアッセンブリールブとした。モリブデングリスは多用したが馴らし後にクラッチ板を交換することにして躊躇なく多様した。
ヘッドカバーなどアルミパーツの再生が進まない。
2014年5月11日日曜日
シリンダーヘッドの取り付け
ヘッドナットやワッシャは新調。ガイドセッティングプレートもナット割りで傷つけたため新調。
カムチェーンテンショナーをRC45のものに換装してみる。スプリング+ラチェットによる構造。SC30のオイルによるワンウェイバルブの信頼性が低いのか、カムチェーンのチャラチャラ音が多発しているとのnet情報。
この現車には発生していなかったが興味本位で換えてみる。(発生している車両はオイルガイドプレートからのオイル滴下量が少ない(オイルポンプがX)かオイル粘度の問題でワンウェイバルブの寿命を落としているのではないか。)
テンショナの取り付け自体は大きく変わらない。
作業順序はS/Mを読み返して確認はするが何度か手戻る。
そしてロッカーアームスプリングを10N・mのつもりが20N・mで絞めてしまい完全に上げしてまった。場所は#4/IN/Rで、ノックピンの座繰り下のねじ山が完全に無い。
きれいなコイルとなって出てきた。
完全養生。
廉価ヘリサートキットに付属のドリルで垂直に穴あけ。
深さと角度に相当の気を使うが直上にフレームなどが干渉しないだけ幸い。
同じくキットに付属のタップをたてて、
ヘリサート(M6*1.0)を挿入。タングは一切押さないように回す。ねじロック剤は使用せず。
折ったタング(短具?)の抜き取りに苦労する。最後はパーツクリーナーで吹き飛ばした。
座に浮きもなく成功。重要部位でなくて良かったが、それよりも垂直に工具が立てられる場所で良かったとすべき。
2014年4月20日日曜日
キャブレター取り付け他
ウォーターポンプ、スプロケットカバー部の取り外し、清掃。
思ったより良い。
軽く清掃してパッキン類のみ新調。
キャブレターとエアクリーナーの設置。
シリコングリスにより取り外しよりは簡単。
エアクリーナーはコネクティングチューブを曲げることで無理なく取りつくことを発見。エアクリBOXとの勘合部に無理かけてはいけないが取り外しも容易だろう。
10年前に買っておいたサブエアクリーナーフィルター。すでに加水分解でやられている。
気づいたときに取り外し、新品購入しておいたが取り付けずに置いていた。
口で吸っても抵抗はほとんど感じない。ダイヤフラム上部の気圧を大気圧に維持するためのアースのような役割と理解して、これでしばらく様子をみてみる。
2014年3月16日日曜日
ピストンとシリンダーの組み込み
古いオイルを廃棄してオイルパンを取り外し、クランク上部よりエンジンオイルを勢いよく挿入。
ヘッドナットを割ったときの金属片や砥石カスなどが出てきた。下に垂れ流したオイルを受けて上澄みのみを流し込む作業を繰り返し異物の除去に努めたが・・・今は残っていないことを祈るのみ。
傷つけたスタッドボルト2本はWナットで取り外し、
高さ管理で挿入する。S/Mに記載なかったためロックタイトなどは使用していない。
ピストンリングの回転に注意して小端部にピストンピンを挿入してクリップでとめる。クリップの開口向きはS/Mには指定無いが切り欠きよりずらしておいた。
ピストンリングコンプレッサーをホースバンドで代用し
外側から挿入。何度かやりなおしたがスリーブのスカート下端にさえリングが入ればシリンダーを前後に揺らすなどで苦労なく挿入できた。
脱脂したガスケット面への油付着が気になるが無事ピストンの挿入を終える。
ヘッドナットを割ったときの金属片や砥石カスなどが出てきた。下に垂れ流したオイルを受けて上澄みのみを流し込む作業を繰り返し異物の除去に努めたが・・・今は残っていないことを祈るのみ。
傷つけたスタッドボルト2本はWナットで取り外し、
高さ管理で挿入する。S/Mに記載なかったためロックタイトなどは使用していない。
ピストンリングの回転に注意して小端部にピストンピンを挿入してクリップでとめる。クリップの開口向きはS/Mには指定無いが切り欠きよりずらしておいた。
ピストンリングコンプレッサーをホースバンドで代用し
外側から挿入。何度かやりなおしたがスリーブのスカート下端にさえリングが入ればシリンダーを前後に揺らすなどで苦労なく挿入できた。
脱脂したガスケット面への油付着が気になるが無事ピストンの挿入を終える。
2014年2月16日日曜日
ヘッド部品の組み込み
L側から見たカムシャフトとカムスプロケの位置関係。
カムスプロケはIN、EX同じだが180度回転してカムシャフトに取り付けられてしまう。
バルブを組み込む前にカムホルダーを規定トルクで取りつけてカムシャフトの回転具合を確認。
思ったよりはスムーズでない。
バルブステムシールは全て新品を使用。スプリングシート、スプリングなど位置や向き、傷付けに注意して
最後にコッターを挿入してバルブ回りの装着完了。
ガソリンによりバルブからの漏れを確認したが#4/IN/Lのバルブより若干の漏れがある。すり合わせのみで済ませた限界とあきらめる。
車載前にバルブクリアランスをあわせておく。
特殊工具が無いため非常に合わせにくく IN0.10+-0.02、EX0.16+-0.02に対して+-0.01でそろえるのが限界。
車載後再度調整するが特殊工具(07GMA-ML70120)は欠品らしく入手困難だそう。
ならし後にも再調整したいが大変。
2014年1月26日日曜日
ヘッド周り計測
.
バルブステム径の計測
IN側 5.500-5.512(min5.47)
L 5.470 5.475 5.475 5.470
R 5.480 5.475 5.475 5.475
#1 #2 #3 #4
L 5.460 5.460 5.460 5.455
R 5.460 5.455 5.455 5.460
OUT側 5.455-5.470(min5.45)
カムシャフトの計測
カム山高さ
IN側 34.9065-34.9865(min34.85)
L 34.910 34.915 34.895 34.880
R 34.910 34.920 34.900 34.890
#1 #2 #3 #4
L 34.835 34.850 34.845 34.840
R 34.840 34.855 34.845 34.840
OUT側 34.8352-34.9152(min34.79)
ジャーナル部外径
IN側 27.959-27.980 27.929-27.950
L 27.960 27.955 27.940 37.930
R 27.965 27.955 27.935 27.930
#1 #4 #2 #3
L 27.955 27.955 27.930 37.930
R 27.960 27.960 27.930 27.930
OUT側 27.959-27.980 27.929-27.950
カム山高さの計測は難しかった。カムシャフトを固定した上で左手にマイクロメーターを持ちカムシャフトに指を添えながら測定値が最大となる位置(角度)を探す。
トルクチェッカーにてトルクレンチの作動確認
常用域の変動係数も大きく、キャリブレーション(校正)したいところだがS/Mは懐かしいkg・m表示。
例えば2.0kg・mの場合、目盛20N・m(=2.04kg・m)に合わせると19.35N・m=1.97kg・mに相当するということ。
トルクレンチの作用位置、作用速度により大きく変動することを学ぶだけで十分とする。
バルブステム径の計測
IN側 5.500-5.512(min5.47)
L 5.470 5.475 5.475 5.470
R 5.480 5.475 5.475 5.475
#1 #2 #3 #4
L 5.460 5.460 5.460 5.455
R 5.460 5.455 5.455 5.460
OUT側 5.455-5.470(min5.45)
カムシャフトの計測
カム山高さ
IN側 34.9065-34.9865(min34.85)
L 34.910 34.915 34.895 34.880
R 34.910 34.920 34.900 34.890
#1 #2 #3 #4
L 34.835 34.850 34.845 34.840
R 34.840 34.855 34.845 34.840
OUT側 34.8352-34.9152(min34.79)
ジャーナル部外径
IN側 27.959-27.980 27.929-27.950
L 27.960 27.955 27.940 37.930
R 27.965 27.955 27.935 27.930
#1 #4 #2 #3
L 27.955 27.955 27.930 37.930
R 27.960 27.960 27.930 27.930
OUT側 27.959-27.980 27.929-27.950
カム山高さの計測は難しかった。カムシャフトを固定した上で左手にマイクロメーターを持ちカムシャフトに指を添えながら測定値が最大となる位置(角度)を探す。
トルクチェッカーにてトルクレンチの作動確認
常用域の変動係数も大きく、キャリブレーション(校正)したいところだがS/Mは懐かしいkg・m表示。
例えば2.0kg・mの場合、目盛20N・m(=2.04kg・m)に合わせると19.35N・m=1.97kg・mに相当するということ。
トルクレンチの作用位置、作用速度により大きく変動することを学ぶだけで十分とする。
2014年1月5日日曜日
シリンダー・ピストン周りの計測
冷却水経路に析出物の粉錆状異物が堆積しており、ニードルで崩しながら水流にてかき出した。
ヘッドとの合わせ面へオイルストーン(中目)をあててシリンダーの清掃を完了。
全ての気筒でホーニング目はきれいに残っている。
縦筋やマダラ酸化痕はあるが指でなでても凹凸は感じない。
#1 #2 #3 #4
シリンダーボア77.000-77.010
ポート方向
上 77.000 77.015 77.010 77.020
中 77.005 77.015 77.015 77.025
下 77.020 77.025 77.020 77.030
ピン方向
上 77.015 77.000 77.015 77.010
中 77.005 77.000 77.010 77.010
下 77.000 76.970 77.005 76.995
真円度0.05
上 0.015 0.015 0.005 0.010
中 0.000 0.015 0.005 0.015
下 0.020 0.055 0.015 0.035
円柱度0.05
ポート方向
0.020 0.010 0.010 0.010
ピン方向
0.015 0.030 0.010 0.015
#1 #2 #3 #4
H=15mmでのピストン外径
76.970-76.990
77.000 77.000 77.000 77.000
シリンダーとピストンの隙間
0.010-0.040
0.020 0.025 0.020 0.030
ピストンを使ってピストンリングをシリンダーへ挿入してピストンリングの合口を測定する。
#1 #2 #3 #4
トップ0.025-0.055
0.30 0.30 0.30 0.30
セカンド0.320-0.470
0.35 0.35 0.35 0.40
サイドレール0.30-0.90
上 0.60 0.65 0.65 0.65
下 0.65 0.65 0.65 0.65
向きを確認してピストンリングを設置。
(S/Mに記載なかったがトップリングのサイドに黄色いマーキングがあった。)
トップ、セカンド、オイルリングをそれぞれ120°ずらし、サイドレールはオイルリングから25mmずらして設置=S/Mに記載がある。
ピン方向またはポート方向に合口を合わせる、合わせない・・・。調べたが諸説あるようで決め切れなかった。
写真の位置に統一した。
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